Case Studies

東名高速道路 ウォータージェット鉄筋出し工事

施工時期 2022.11~
件名 東名高速道路 某橋脚鉄筋出し工事
作業内容
ウォータージェット工法
施工場所 静岡県静岡市
ウォータージェット(以下:WJ)工法では沢山の水が噴射されるため施工箇所から水を落としてはいけない場合、しっかりとした養生を行う必要があります。
今回の現場の場合は橋脚下にバス停がある為、元請様に防水シートによる養生を準備頂きました。
施工場所周囲の飛散養生は弊社にて行います。
細かいガラが工事エリア外へ飛散しないよう、桟木でシートを抑えて隙間を無くした飛散養生を行います。
ウォータージェットで使用する水は1日5㎥~10㎥になります。(作業により使用量が異なります)
その為、同様の量の汚泥も排出されますので汚泥収集用のノッチタンク(10㎥)・給水用のノッチタンク(もしくは給水車)が必要になります。
今回の現場では6トン車(WJポンプ車両)・4トン吸引車両・4トン散水車を現場内へ配置しました。
汚泥回収方法にもよりますが、ほとんどの現場がこのセットになります。
今回は吸引車で汚泥を吸いながら施工する為、吸引ホースの準備も行います。
養生が完成し準備が整ったところで作業開始です。
まずは鉄筋出しを行う範囲に沿ってカッター作業を行います。
カッター入れが完了したらいよいよWJ工法で躯体を斫っていきます。
WJ工法では必ず作業の様子が確認できる位置に監視役を配置し、緊急停止ボタンに手を添え万が一の事故を未然に防ぎます。
作業中はWJによる霧(水しぶき)で監視役から作業の様子が見づらくなります。その為、必要に応じて内部の照度を向上したり送風機を活用して霧の影響を極力なくして作業を行います。
2時間程WJで施工した途中経過の様子です。
1日の施工数量の目安は
無筋コンクリートの表面で0.1㎥/日
鉄筋の裏を斫る作業で0.5~0.4㎥/日
程になります。
施工完了です。
きれいに鉄筋を出すことが出来ました。

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