Case Studies事例紹介

東名高速道路　某橋脚ブラケットアンカー工事

エポキシ樹脂がアンカー鉄筋のネジ山にこびり付かないよう、事前に養生を行います。

定着長がわかるように定着部とアンカー張出し部の境にマーカーを施します。

エポキシ樹脂の硬化剤と主剤をエアが入り込まないよう気を付けながら均一に練り混ぜます。練り混ぜたエポキシ樹脂は注入ポンプで圧送します。

事前にコア穿孔した孔へ設定量のエポキシ樹脂を注入し、アンカー鉄筋を差し込み定着していきます。

鉄筋を差し込むことであふれ出たエポキシ樹脂をすくいながら、アンカーの周囲はハケを使って仕上げます。

1週間の硬化養生を経て引張試験を行いました。
今回のアンカー鉄筋はD51の為、引張試験荷重は300kNでした。なお、この大型引張試験機は1200kN(約120t)まで対応した引張試験機です。

変異計測器で試験中の変位も測定しました。